学校において、教員が生き生きと働きながら、子供たちと接する時間を確保できるような環境を整備することは、教育の質の向上のためにも大事なことです。
そのため、東京都教育委員会では、教員が働きやすい環境づくりに取り組んでいます。
Case01
教員がより児童・生徒への指導や教材研究等に注力できるように、日々発生する教材印刷や掲示物の作成などの様々な事務作業を教員に代わってサポートするスタッフです。東京都では、全ての区市町村立学校に配置できるよう予算を確保しており、教員の負担軽減を支援しています。
現場はこう変わった !
現場の
先生たちはどう変わった ?
池田 美咲江戸川区立南葛西小学校
教諭(令和元年度採用)
本校では、配布文書の印刷や校内の掲示物の作成など、多くの事務作業をスクール・サポート・スタッフが担っています。様々なアンケートの集計や入力、コンテスト等の賞状の印刷など学校独自の取組における業務も依頼することができるので、非常に助かっています。行事でも、案内表示の作成や作品展示の手伝いなど忙しくなる時期にも支えられています。スクール・サポート・スタッフの活用により生まれた時間で、授業準備や分掌の仕事を進めたり保護者対応に充てたりするなどが可能となり、職務の効率化に限らず、児童理解・授業力向上にもつながっています。
Case02
部活動の負担を軽減するために、専門的な知識・技能をもつ指導者を部活動指導員として配置する制度です。スポーツだけでなく文化芸術活動においても導入され、実技指導・大会等の引率、管理運営、年間・月間指導計画作成、保護者対応など、様々な面の業務を担当し、教員の負担を軽減します。東京都では600校以上、2,000を超える部活動で導入されています。
現場はこう変わった !
現場の
先生たちはどう変わった ?
寺下 直人新宿区立新宿中学校
教諭(令和3年度採用)
練習メニューの考案、技術指導、試合の引率、事故対応等、幅広く支援いただいています。指導員と役割を分担し、より充実した活動を展開できています。平日は学級事務や生徒対応等で部活動開始時の合流が困難な場合もありますが、指導員が常駐してくださることで、丁寧に生徒と向き合えるようになりました。また、公式戦における審判も対応いただけることは、バレーボールが専門ではない私にとって大きな助けになりました。
Case03
ICT活用による業務改善策として、統合型校務支援システムの導入を推進しました。このシステムは、成績管理・出欠管理・指導要録など、教員が「手書き」「手作業」で行うことが多かった業務をシステムによる一元管理・共有によって効率化するものです。他の作業工程と重複する業務を軽減したり、システム化することで作業ミスの防止も期待できます。
現場はこう変わった !
現場の
先生たちはどう変わった ?
松井 祐弥都立南多摩中等教育学校
教諭(令和3年度採用)
生徒の個人情報や日々の出欠管理、成績管理などの多量のデータをシステム上で一括管理しており、必要な情報を瞬時に取り出すことができます。通知表や調査書などの書類を作成する際に簡単に出力できるため、会議の資料を作成する手間や時間が大幅に削減され、効率よく業務を行うことができます。空いた時間を授業準備や生徒との時間に充てることができています。また、日々の生徒の情報を全教員で共有できるため、多面的な生徒理解や生徒対応に役立っています。
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