現在所属している東京教師道場は、考え方を変えられた研修でした。2年間同じグループで様々なテーマについて協議し、互いの授業を見学し合うので、授業作りの考え方が変わります。また他の自治体の先生方と関わる機会もあり、新しい授業展開や教材・教具の利用方法などを学ぶこともできました。何度も行う研究授業も授業力を高めるきっかけとなっています。
- 東京教師道場とは?
- 4~10年目程度の教員を対象に、2年間に渡る授業研究等を通して、教員の授業力を一層高めるとともに、他の教員を指導する資質・能力を育成するものです。部員・リーダーと役割を分け、リーダーは部員の授業力向上に向け指導・助言を行い、部員はリーダーから継続的な指導・助言を受けることで、双方が成長していく制度です。
毎日の授業で準備が必要になるプリントや資料の印刷などは、スクール・サポート・スタッフの方に作業を依頼できるので、自分自身はその他の授業準備に時間を使うことができます。授業ではタブレットPCの活用が増え、学習の振り返りもPCで提出することで、ノートの山に向き合うことも減ります。児童へ返すコメントは空いた時間にタブレットPCでもできるので、時間を効率的に活用できるようになっています。
6年生の担任の時、児童が誕生日をサプライズで祝ってくれました。個性豊かなメッセージカードやプレゼント、その時に全員で撮った写真は私の宝物です。卒業式に保護者の方々からいただいた手紙にあった「うちの子にとって小学校生活で、白鳥先生に出会えたことが一番の幸せでした」との言葉には涙が溢れました。楽しいことばかりではありませんが、教員の仕事は幸せな瞬間に溢れています。
休日は自分の趣味に時間を費やしています。学生の頃から続けているライフセービング活動の練習のため、毎週末早朝から海に行き、友人たちと一緒にトレーニングをしています。その後は、図書館や英会話教室、ジム、岩盤浴などに行き、アクティブに過ごすことが多いです。年次有給休暇を平日の授業後や長期休業中に取得するなど、様々な使い方ができるのが魅力です。
- 柔軟に取得できる休暇制度
- 1年間に20日間(最大20日間繰り越し可能)付与される年次有給休暇は、時間単位でも取得でき、ライフ・ワーク・バランスに合わせて柔軟に活用されています。年間の平均取得日数は15.7日間(※令和4年度実績)と民間に比べて利用しやすい環境が実現されています。