数字で見る働きやすさ

東京都教育委員会は、働きやすい職場環境づくりに取り組んでいます。東京都の教員と民間企業の働きやすさを比べてみました。

グラフ:休暇が取りやすい
グラフ:定着率が高い
グラフ:育児休業(東京都公立学校教員:3歳に達するまで、民間企業:原則1歳、最長2歳まで)
グラフ:育児休業がとりやすい

給与・勤務条件等

初任給

  1. 初任給は、給料月額、教職調整額、地域手当、義務教育等教員特別手当及び給料の調整額(該当者のみ)を合わせた金額です。
    新卒者が都内(島しょ地域を除く)の学校に採用された場合の例
    (令和3年4月1日現在)
    区 分大学卒(2級9号給)短大卒(2級1号給)
    小・中・高等学校約 248,700円約 227,400円
    特別支援学校約 261,700円約 239,300円
    ※高等学校卒業以降に有用な経験がある場合の初任給は、一定の基準により加算されます。
    なお、前歴加算には限度があります。加算限度号給は2級77号給となり、その場合の小・中・高等学校の初任給は、約425,500円です。
    ※採用前に給与改定があった場合は、その定めるところによります。
  2. 各種手当:扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当等が、条例に基づき別途支給されます。
  3. 特別支援学級、へき地(島しょ等)の学校に勤務する者等には、条例に基づき別途手当等が支給されます。

勤務条件

勤務時間

1週間について、38時間45分

休日等

土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)

年次有給休暇

1年間に20日付与(最大20日繰越し可能)時間単位で取得可能

夏季休暇

5日

福利厚生

いつまでも健康的な生活を送るため、様々な支援制度を用意しています。

  • 病気・負傷・出産等の際に高額な医療費を負担することなく受診できる給付制度(家族を含む)
  • 定期健康診断のほかに、人間ドック等受診時の補助制度
  • 公務や通勤の途中等での事故やけがに伴う補償制度

充実したプライベートを過ごせるよう、様々な支援体制が整っています。

  • 施設の割引制度(スポーツクラブ、ホテル・旅館、レジャー施設、日帰り温浴施設など)
  • 結婚祝金などの各種祝金・見舞金等の給付制度


東京都教育委員会は仕事と子育ての両立を応援しています。

育児との両立の図


写真:岡田 英里香
岡田 英里香 [主任教諭]
昭島市立拝島 第一小学校 平成21年度採用 愛知県出身

私は、子供が1歳4か月になるまで育児休業を取得しました。職場復帰後、久しぶりの仕事と育児・家事の両立は、想像以上に大変なものでした。子供の体調不良等で、急にお休みをもらうこともありました。どうしても仕事に割ける時間が短くなるので、学年・校務分掌の仕事を一人で抱え込まず、管理職や先生方とのコミュニケーションをとることを常に心掛けてきました。そのおかげで、チームとして他の先生方と連携しながら仕事を進めることができています。

写真:
川上 奈穂子 [主任養護教諭]
都立東高等学校 平成7年度採用 東京都出身

長男を出産した当時は、育児休業が1年間しか取得できませんでした。そのため、子供が発熱や病気を繰り返す時期でもあり、予防接種のスケジュールなど忙しい子育ての中での職場復帰となりました。夫も東京都の教職員で、休暇を交互に取りながら仕事を続けていました。その後、次男の出産の時には育児休業が3年間取れるようになり、仕事のことは気にせずに安心して子育てができる環境が整っていました。

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